特定のプロファイルのVivaldiショートカットを後から作りたい

最初はショートカットを作らなかったけど、後からショートカットを作りたい!という場面に遭遇しました。
Vivaldiのプロファイル管理を見てもそれらしいメニューは無い。
PCのAppDataフォルダなどにショートカットが無いか探してみましたが、見当たらない……。
そこで既存のVivaldiショートカットのプロパティを確認してみたところ、画像のようになっていました。

リンク先の「~.exe」の後、
 –profile-directory=”Profile 10″
という文字列がある。
ここに、特定のユーザープロファイルの名前と一致するように文字列を入れれば、同じようなものを作れるのでは?

まずAppData内のユーザープロファイルのフォルダですが、
 C:\Users\(ユーザー名)\AppData\Local\Vivaldi\User Data
にあります。
ただフォルダ名がユーザー名と一致しておらず、基本的に「Profile n」のように番号で名前が付けられています。
プロファイル管理でユーザーを追加したときにフォルダが追加され、どうやらVivaldiアカウントでログインしたりしても名前は変わらないようです。
ただ、僕の手元ではVivaldi上でのユーザープロファイルの数と、番号が付いたフォルダの数とが一致しませんでした。
調べたところ、一つは「Default」というユーザープロファイルフォルダになっているようです。
ユーザーの特定は、各プロファイルフォルダにあるアイコン画像を確認するか、ショートカットのリンク先に各プロファイルを指定してみて、開くユーザーを実際に確認するかどちらかになりそうです^^;

ただ、ショートカットのリンク先を変更しても、アイコンは更新されません。
プロパティの「アイコンの変更」から、各ユーザープロファイルフォルダにある「Vivaldi Profile.ico」を指定してあげると変更できます。

Vivaldiの更新どうやってするのかがよく分からなかった

Windowsを起動すると、アクションセンターの通知にVivaldiの更新の通知が表示されるので、「今すぐ更新」をクリックしても何も起こらない……

という状況がしばらく続いていましたが、

今更、タスクトレイのなかにVivaldiのアイコンが表示されており、そこから更新ができることに気付きました^^;

タスクトレイにも出たり出なかったりしてたのだろうか?時々タスクトレイの中見てるから、表示されてるなら気付くと思ったんだけど……

そんなこんなでとりあえず解決済み。

好みや使い方で検討したい設定項目

タブで設定画面を開く

[設定 > 外観 > ウィンドウの外観] から設定できるオプション。

この設定を有効にすると、Vivaldiの設定画面が別ウィンドウではなく一つのタブで表示されます。

メリットとしては、ブラウザウィンドウの広々とした画面で設定変更ができること。デメリットとしては、デフォルトで別ウィンドウにならないので、実際のページを確認しながらの設定変更は別ウィンドウにしたりタブを切り替えたりしないといけないことでしょうか。

まぁデフォルトの設定ウィンドウも、ウィンドウサイズは変えられて、Windowsならウィンドウのスナップ機能も使えますし、パネルやブックマークバーが無い分実際には通常の設定ウィンドウの方が広く使えますけどね。

とにかく何でもタブとして共通に扱いたいと言うなら、好みで変更する設定かもしれません。

 

スクロールでタブを切り替える

[設定 > タブ > タブ機能 > タブサイクリング] から設定できるオプション。

スクロールバーにマウスオーバーしてスクロール操作をすることでタブの切替ができるようになります。

開きたいタブが連続しているときや、タブバーを縦に表示していて数が増えて画面外にはみ出たときに、タブをスクロールだけで切り替えられるのはメリットがあるかもしれません。

一方でタブバーを縦に表示しているときは、このオプションを有効にするとタブ一覧のスクロールができなくなるので(スクロールバーはあるけど)、そのあたりも好み次第ですね。

スピードダイヤルの使い道

「スピードダイヤル」にどういったページを登録するか、スピードダイヤルをどういう位置付けで使うかをずっと考えていましたが、僕の場合は以下のように決めました。

  • 「ニックネームを付ける」「スピードダイヤルに登録する」「タイトルを付ける」は同時に、共通して行う
  • Twitter、YouTube、Prime Videoのトップページ、Gmailの受信ボックス、Googleカレンダー、Google翻訳、Googleドライブ、Microsoft ToDoなど、日常的に、明らかに、ある段階開きたいと思う場面があるサイトを登録する
  • 基本的に「ポータル」に相当するページを登録する(つまり、「○○ブログサービスの誰のブログ」という個別ページはスピードダイヤルには登録しない。自分のブログは例外)

要するに、登録するに値するページを厳選すること、タイトルやニックネームを設定し、必ず管理すること。

というのも、ブックマークのニックネームは重複して設定できないので一箇所で管理した方が良いし、「ニックネームを付けたくなる=スピードダイヤルに登録するに値する」と言えるかなと思って。

ニックネームは、URLよりは明らかに短くて覚えやすい方が良いし、かと言って単文字では被ってしまうので、例えばTwitterなら「tw」、YouTubeなら「yt」、Gmailなら「gm」のように、アルファベット二文字程度にしておくのが良いかなと個人的には思います。

ちなみにアドレスバーの自動補完の動作について、下図はTwitterにニックネーム「tw」を付けた時の自動補完。ニックネームと一致するまでは自動補完はされず、ニックネームではないと判別した段階から補完されるようです。

ニックネームを「twi」とした場合はこうなります。

この機能により、ニックネームを使うからといって自動補完をオフにしなくても良いわけですが、入力時に気になる場合は [設定 > アドレスバー] から調整しておくと良いかなと思います。自動補完のほか、アドレスバーのオプションや、ドロップダウンメニューについて変更すると良いかも。

すこし話が逸れました。さっそくいくつかスピードダイヤルに登録してみたのですが、

どのタイミングの表示をサムネイルに設定するのか分かりませんが、読み込み途中の状態などが表示されて非常に格好悪い…… サイトによってはパッと見で何のページかが判別できません(名前を見れば分かりますがサムネイルに比べて目立ちません)。

画像を自分で指定することもできますが、いちいちアイコンを自分で作るのも現実的ではない。

右クリックメニューなど見て回りましたが、どうやら現状はファビコンをボタンのように表示するなどの設定はできないようです。

スマートフォンの方はファビコンで表示されますね。これで十分なんだけどなぁ。

ついでにどうでも良い話ですが、スマートフォンのスクリーンショットの共有は、Windowsの「スマホ同期」を使うと素早くできますね。スタート画面にピン留めしておこう。

「起動時に開くページ」、またそのタブのピン留めなども併せてもう少し検討したいところ。

ウェブパネル

「ウェブパネル」って何や?と思ってましたが、これ便利ですね。

要するに、ブックマークや履歴のパネルと同じように、パネルにボタンとしてサイトへのショートカットを配置し、パネル内でページを表示することができる機能ですが、検索、辞書、翻訳、SNSの閲覧など、同時に閲覧する時に便利です。

ページ全体の翻訳ではなくて、部分的な翻訳をするとき、またPDFを閲覧しながらウェブマニュアルを作成するときなどに便利かなと思い、とりあえずGoogle翻訳を追加してみました(今まではブックマークからGoogle翻訳開いてた)。

ただ、ウェブパネルは基本的に細い幅で表示するので、ページレイアウトが崩れてしまうサイトは結局使いにくくなってしまいます。Google翻訳なんかはうまくレイアウトが変動してくれるので使いやすいんですが。

ちなみにTwitterも登録してみようかと思いましたが、現在のTwitterはメニューが左側に縦に表示されるうえ、その幅がけっこう広くて現在のウェブパネルでの使用には不向きでした。

他にもウェブパネルでの使用に便利そうなページがあれば登録してみたいと思います。

ユーザープロファイルの管理(困惑中!→解決)

ユーザープロファイルの切り替えができるので、別のGoogleアカウントを別ウィンドウで併用するために、ユーザーを追加してみた。

最初に設定したユーザーは、Vivaldiの初回起動時に設定したアカウントなんだけど、ログインユーザー名にはVivaldiアカウントのアカウント名とアイコンが表示されるのに、プロファイル管理では「ユーザー1」と表示される(下図一つ目のログインユーザーとして表示されているユーザーは、二つ目の図で「ユーザー1」と表示されている)。初回起動時にユーザー名はアカウント名と同じものを指定したはずなんだけど、アカウント名とユーザー名が一致していないのは分かりづらいしどうも気持ち悪い。

ログインユーザーをクリックしても同期の設定画面が表示されるだけ、ユーザー1のボタンをクリックしてみてもユーザー名とブックマーク数の情報等が表示されるだけで、どうやったらユーザー名やアイコンの変更ができるのかが分からない。

デスクトップに追加したショートカットも「ユーザー1」になってる。

ユーザーのアイコンは、Vivaldiアカウントに設定したアイコンではなく、ユーザープロファイルの登録時に表示される選択肢にあるものしか使えないようだ。表示されるアイコン一覧のうち、初期状態では一番左上端のアイコンが選択されているように見える(下図の状態)が、意図的にクリックしない限りはどのアイコンも選択されていないものとして、生成されるショートカットやVivaldi上のユーザーアイコンも上図のように未設定のようなアイコンが表示されるらしい。

アイコンは、Vivaldiによって自動的に生成された.icoファイルを参照しているので、随時同期されて変わるということは無いと思う(ショートカットのアイコンは [C:\Users\(PCログインユーザー名)\AppData\Local\Vivaldi\User Data] に格納されていた)。

まず、三つ目のユーザーとして任意のユーザー名とアイコンを選択し、デスクトップにショートカットを作成した。Vivaldiアカウントによる同期設定はスキップし、スタートページ表示まで進んだ。この段階ではデスクトップのショートカットも指定したユーザー名と選択したアイコンが表示されている。

「同期にログイン」をクリックして同期設定を行う。

これでユーザー名やショートカットが維持できるなら、初回起動時に設定したユーザーを削除すれば良いかと思い、同期が反映されるのを待っていたら、なんとユーザー名とアイコン、ショートカットが「ユーザー1」で更新された!

同期設定をしたVivaldiアカウントが同じなので、アプリ側が重複ユーザーとして同じユーザー名を表示しているだけとも考えられるが、Vivaldiの設定はそれぞれ独立しているのでユーザープロファイルもお互い独立しているし、「ユーザー2」にならなかったことから見てもこのユーザー名とアイコンはVivaldiアカウントに保存されていると思われる。

それならと思ってVivaldiアカウントの設定を見てみたけど、ユーザープロファイルの設定みたいな項目なんてどこにも無い。

ユーザー名とアイコンはどこから修正できるんだ……

↓以下解決!

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ショートカットキー

僕はVivaldiではウィンドウ左側に、外側からブックマークバー、タブバーを2列並べて表示していて、ウェブページはやや縦長の画面で見ています。

ページを縦長で見ることができた方が都合が良いと思い、ウィンドウ上部のブックマークバーやタブバーの幅が取られないようにしました。

ですが、たまにはページをディスプレイの左右いっぱいに使って表示したいことがあります。

そこで、ブックマークバーとタブバーの表示・非表示を切り替えられるショートカットを調べることにしました。

F2 キーを押すと、ウィンドウ上にクイックコマンドが表示され、各コマンド右側にショートカットキーが表示され確認することができます。

調べてみたところ、ブックマークバーは F6 キーのショートカットが設定されていましたが、タブバーコマンドの右側には何も表示されておらず、初期設定ではショートカットが設定されていないようでした。

ブックマークバーのショートカットは F6 なので、タブバーにもファンクションキーのいずれかを割り当てたいところです( Ctrl + F6 とかでも良いのですが)。

まずは他にショートカットが割り当てられていないファンクションキーを見つけるため、初期設定でファンクションキーが割り当てられているショートカットを調べることにしました。

  • F1:ヘルプ
  • Ctrl + F1:ショートカットキーのチートシート
  • F2:クイックコマンド
  • F3:ページ内検索 (次)( Ctrl + G の代替あり)
  • Shift + F3:ページ内検索 (前)( Ctrl + Shift + G の代替あり)
  • F4:パネルを表示/非表示
  • Ctrl + F4:タブを閉じる( Ctrl + W の代替あり)
  • F5:ページの再読み込み( Ctrl + R の代替あり)
  • Ctrl + F5:ページを強制的に再読み込み( Ctrl + Shift + R の代替あり)
  • F6:ブックマークパネル
  • F7:パネルにフォーカスを移す
  • Alt + F7:次のパネルを開く
  • Alt + Shift + F7:前のパネルを開く
  • Ctrl + F6:タブのタイリングを解除
  • Ctrl + F7:タイル状に並べる
  • F8:アドレスバーにフォーカスを移す( Ctrl + L の代替あり)
  • Ctrl + F8:上下に並べて表示
  • F9:ページにフォーカスを移す
  • Ctrl + F9:左右に並べて表示
  • F10:メインメニューにフォーカス
  • F11:全画面表示
  • Ctrl + F11:UIを表示/非表示
  • F12:開発者ツール( Ctrl + Shift + I の代替あり)

初期設定でこれだけ設定されていました。

調べておいてよかった、 Ctrl + F6 には既に「タブのタイリングを解除」コマンドが割り当てられていました。

それにショートカットキーの確認は Ctrl + F1 の「ショートカットキーのチートシート」を使うのが良いということも分かりました。

できればキーコンビネーションは避けたかったですが、 Alt + F6 なら空いています。

ちなみにショートカットキーのチートシートからは、キーから検索ができます。

「Alt+」で、Altキーを使用するキーコンビネーションを検索してみましたが、あまり数がありません。ファンクションキーを使用するものも F7 を使用するパネル移動の操作しか割り当てられていません。

ショートカットキーとしては少々イレギュラーな感じがありますが、個人設定なのでまぁ良いでしょう。

当面は Alt + F6 に「タブバー」コマンドを割り当てて使ってみたいと思います。

 

※追記

ショートカットキーは同期できないため、複数のデバイスを使用している場合はそれぞれのデバイスで設定する必要があります。

※2020/5/31 追記
バージョンが更新されてショートカットが変更されていました。基本操作をメモしておきます。
・タブバー:Alt + F6
・パネルを表示/非表示:F4
・次のパネルを開く:Alt + F7
・メモパネル:Ctrl + Shift + O

ホームページの変更

Vivaldiのホームページは、初期設定で https//vivaldi.com/ が設定されている。

[設定 > 一般]

ホームボタンをクリックしてみるとVivaldiのダウンロードリンクがあるページが開く。既にVivaldiを使用している場面ではメリットが無い。

選択肢から「スタートページ」に変更してみた。

スタートページが開き、初期設定ではスピードダイヤルが表示された(上画像はスピードダイヤルを特に編集していない僕の環境での実際の表示)。

スタートページは上部に検索ボックスがあり(設定で既定に設定している検索エンジンになるようだ)、また最上部のタブからブックマーク、履歴を表示できる。

スピードダイヤルは一つのブックマークフォルダとして扱われており、ブックマークのフォルダの中から任意のフォルダをスピードダイヤルに設定することもできる。

スピードダイヤルは複数設定でき、新たにスピードダイヤルに設定したフォルダはスタートページの上部のタブにも表示される。タブの並び順は、ブックマーク内のフォルダの並び順(ブックマーク上→下がスタートページの左→右)に一致するらしい。

スタートページ上部のタブやブックマークバーでの右クリックメニューから「スピードダイヤルから削除」を選択すると、フォルダは削除されずにスピードダイヤル指定が解除される。

ちなみにウィンドウ上部のホームページボタン、右クリックメニューから「ツールバーから削除」を選択することで非表示にすることができます。

……が、これを再表示する方法が分からなかった。

更新ボタンなどを右クリックして「初期状態に戻す」を選択することで再表示できましたが、個別に表示・非表示をするにはどうするのやら……。

ご存知でしたら教えてください^^;

その設定方法が分かれば、他にも追加で表示できる標準ボタンがあるのかも。

検索エンジンの設定

初期設定の検索エンジンがBingとなっていたので、Googleを規定の検索エンジンに変更した。

また登録されていた検索エンジンから使う予定のないものを削除した。

 

[設定 > 検索]

「検索エンジン」に、現在Vivaldiに登録されている検索エンジンが表示される。

検索エンジンを選択し、ウィンドウ下部の「-」をクリックすると削除ができるが、「規定の検索エンジンに設定」「プライベートウィンドウの検索エンジンに設定」のいずれかにチェックが入っている検索エンジンは削除ができない。

Googleが予め登録されていたため、Googleの「規定の検索エンジンに設定」「プライベートウィンドウの検索エンジンに設定」オンにする。検索エンジンに対する設定を変更したあとは、下の「保存」ボタンをクリックしないと設定が保存されない(別の検索エンジンを選択すると設定が元に戻る)。

Vivaldi設定:検索_191217

これで検索エンジンがGoogleに設定された。